離乳食って一から作ると、ものすごく手間がかかりますよね。
赤ちゃんが食べられる物の中から、栄養バランスの取れた献立を考える。
食材を柔らかく煮て裏ごしする。
一生懸命作ったのに結局食べてもらえない…
辛いですよね。
赤ちゃんのお世話は離乳食だけではありません。
着替えさせて、おむつを替えて、一緒に遊んでとやることは盛りだくさんです。
そのほか、溜まった家事もこなさなければなりません。
夜泣きで夜中も満足に眠れていない中、全てこなすのは体力的にも精神的にも辛いですよね。
毎日ヘトヘトの中まじめに離乳食を作り続けるのは本当に大変です。
疲れてしまうのは、赤ちゃんのことを想い毎日離乳食づくりを頑張って作っている証拠です。
「離乳食の時間が辛い」
「もう限界!」
そんな方に読んでいただきたい記事です。
離乳食は手作りじゃなきゃいけない?
そもそも離乳食はすべて手作りじゃないといけないのでしょうか?
そんなことはないですよね。
離乳食の目的は食べ物に慣れ、ミルク以外の栄養素も摂取することですよね。
手作りではない食事でも目的は果たせるはずです。
- 手作りの食事が食卓に並んでいるけど、ママは疲れ切っている。
- 食事はベビーフードだけど、ママが笑顔。
赤ちゃんにとってもママにとっても②の方がいいと思いませんか?
手作りのものを食べさせてあげたいという気持ちもすごく大切ですが、まずは赤ちゃんに食事は楽しいものだと知ってもらわなければいけません。
笑顔で食卓を囲むことが一番大切だと思います。
以下で離乳食の時間がぐっと楽になるアイテムをまとめているので、参考にしてみてください。
離乳食初期(生後5~6カ月頃)
お湯を注ぐだけの簡単おかゆ
一番最初の離乳食と言えばおかゆ。
長く煮たり、裏ごししたりと意外に手間がかかるんですよね。
そんな手間を短縮してくれるのが、粉末のお粥です。
粉末状のお米が入っているので、お湯を注ぐだけであっという間におかゆが完成します。
お湯を注ぐとお米のいい香りが漂います。
お湯の量を調節すれば硬さも変えられます。
子どもの月齢に合わせたおかゆが簡単に作れちゃいます。
安心の国産うるち米を使用しています。
野菜や魚が入ったタイプもあり、栄養バランスも考えられています。
ネットでは200円前後で購入可能です。
離乳食中期(生後7~8ヵ月頃)
下ごしらえ不要野菜フレーク
野菜をなるべく食べさせたいのが親心。
しかし、野菜も下ごしらえに手間がかかる食材の一つ。
皮を剥いたり、細かく切って柔らかく茹でたりと処理に時間がかかります。
そこでおすすめしたいのが、野菜フレークです。
お湯に溶くだけで簡単に野菜スープが作れます。
単体で食べるのはもちろん、他の料理に混ぜて使うのもおすすめです。
幅広い用途で使えるので、毎日の野菜不足を補えます。
離乳食初期から後期まで長く活躍してくれますよ。
とうもろこしなんて特に裏ごしが面倒くさいので、フレークになっているのはありがたい限りです。
ベビーフードも活用しよう
ベビーフードを利用するのは本当におすすめです。
おかずタイプのベビーフードがあればご飯を炊くだけで済みます。
ご飯が一緒に入ったタイプのベビーフードなら、それだけで一食になります。
私はこちらの大満足ごはんをよく利用していました。
120gの大容量なので(他のベビーフードは80g前後)これ一つでお腹が満たされます。
パウチが自立するので机に置けるのもポイント。
こちらのスプーンを併せて使うとさらに便利です。
持ち手が長く、お皿に移さなくてもそのまま食べられます。
洗い物が減るのは大きなメリットですよね。
個包装の為衛生的で、外出時にも便利です。
食べる時に使うスタイ(前掛け)も使い捨ての物を使うとさらにラクできます。
離乳食後期(生後9~11カ月頃)
大人の食事を取り分ける
離乳食にも慣れ、色々なものが食べられるようになってくる時期です。
大人の食事を取り分けてあげられるようになると、離乳食もだいぶ楽になってきますね。
ただ全く同じものを食べられるわけではないので、使う食材の種類、味の濃さや固さには注意する必要があります。
例えばカレーなら、柔らかく煮てルーを入れる前に取り分ければ赤ちゃんでも食べられます。
すぐにできて食べやすいものを活用
茹でるだけでOKのマカロニはおすすめの食品です。
麺類と違い、茹でたあとカットする必要がありません。
早ゆでタイプだとすぐに柔らかくなるので、使い勝手がいいです。
一口大おにぎりを簡単に作れる方法も紹介します。
キッチンばさみを利用します。
海苔の上にお米を敷いて、それを海苔でサンドします。
あとはハサミでカットするだけで一口大のおにぎりが完成します。
手でひとつひとつ握るよりも楽ですよ。
おにぎりなら赤ちゃんも自分で食べやすいので、介助の手間が減ります。
離乳食づくりに疲れたら休もう
私も最初は時間をかけて離乳食を作っていたのですが、調理中に泣かれると中途半端になってしまいストレスを感じました。
息子の昼寝中に作るのも、休憩時間が無くなり体が疲れました。
離乳食を多少手抜きしても、2歳の息子は元気に成長しています。
小さく生まれたのですが、身長体重ともに標準ど真ん中です。
時短アイテムを利用することで心に余裕が生まれ、子供に笑顔で接することができるようになりました。
栄養バランスの取れた食事を与えることも大切ですが、まずは自分が笑顔であることが一番大切だと思います。
離乳食づくりをちょっと休んだって大丈夫です。あまり根を詰めず、たまには休憩してくださいね。